３年Ｂ組金八先生　第６シリーズ

身体は女性として生まれてきてしまったものの、心は男性という鶴本直（上戸彩さん）は性同一性障害を隠して転校してきます。そんな直は、最初はクラスにも馴染むことができず、浮いた存在で、クラスメイトにはトラブルメイカーという烙印を押されてしまいます。

ある日、男子生徒とケンカになり、その混乱した状況で、クラスメイトの前で「僕は男だ」とカミングアウトしてしまいます。

21話では金八先生が行う特別授業で、直は生い立ちやそれまでの経緯を打ち明けます。クラスメイトは戸惑いながらも受け入れていき、クラスの中心的存在になります。

日本において性同一性障害やLGBTが広く認知されるきっかけとなったシリーズです。性同一障害の問題以外にも、幼児虐待なども。

今でこそインターネットの普及と共に性同一性障害やLGBTについての話題は一般的にも見られるようになりましたが、第6シリーズ放送当時の2001年はまだ今のようには情報が無かった時代でした。このドラマをきっかけに性同一性障害という言葉を知ったという人も多かったはすです。

一度ご覧いただきたいドラマです。