\国際女性デー「矢島楫子さん」の紹介です/

ふれあいセンターでは、3/8(月)の【国際女性デー】をテーマに、パネル展を開催中です。
先日の荻野吟子さんの紹介に引き続き、本日は『矢島楫子(やじまかじこ)さん』をご紹介をします。
矢島楫子さんは、男尊女卑の時代に今の熊本県に生まれ、若くして結婚しました。嫁いだ先の夫は酒乱で、小刀で腕を切られたり、目が見えなくなるほど働かされるなどして、離縁します。
矢島楫子さんは「日本で初めて女性の方から離縁状を出した女性」といわれています。
離婚後に猛勉強をし、40歳にして小学校の先生になると、その後、教育・宗教・言論・美術・社会分野において自らを主張し、社会事業家として女性の解放運動に奔走しました。
新しい日本を女性自らの手で築くのだという気概を持ち、文明開化に挑んだ楫子さんの勇気は、現在の女性の生き方と地位向上に多大な影響を与えているのです。
『一粒の麦 荻野吟子の生涯』の山田火砂子監督次回作では、矢島楫子さんの生涯『われ弱ければ 矢島楫子伝』を製作中です。
センターにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

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