3月8日は国際女性デーです

3月8日は国際女性デーです。

 

1904年3月8日にアメリカ合衆国のニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしました。これを受けドイツの社会主義者クララ・ツェトキンが、1910年にデンマークのコペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱したことから始まりました。
その後、国連は1975年の国際婦人年において、3月8日を『国際女性デー(International Women’s Day)』と制定。
以後、これまでの前進を振り返り、変革を呼びかけ、国や社会の歴史上すばらしい役割を果たした一般の女性たちの勇気と決断を称える日として、世界各地でそれぞれの国の歴史と伝統に応じて、様々な働きかけが行われています。

今年2020年の3月8日は、令和で初めての国際女性デーです。

2020年は、2003年に政府が「2020年までに、社会のあらゆる分野で指導的立場の女性を少なくとも3割に」と掲げた『202030』のゴールの年であり、1985年の男女雇用機会均等法制定から35年の節目でもあります。
しかし現状は、日本の衆院議員の女性比率は10.11%で、193カ国中162位。上場企業3490社の女性役員比率はわずか4.2%。男女格差を国別に比較した「ジェンダー・ギャップ指数」では、2019年に過去最低の世界121位を記録しました。
女性を取り巻く環境はまだまだ厳しいものがあります。

また、イタリアでは「ミモザの日」、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、男性が感謝を込めて、母親や妻、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザを贈ります。女性たちは家事や育児から解放され、束の間の自由を楽しんでいます。

ふれあいセンターでは身近な女性への感謝をメッセージカードに書き、ホワイトツリーを装飾していただく展示を行っています。


新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止を呼び掛けているため、来館者は通常の10分の1ほどしかおらず、メッセージが少ないので、4月半ばまでメッセージツリーの展示を継続します。
センターに来られるようになったら、ぜひ、メッセージカードを書いてくださいね♪

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